荷重を考える3
皆さん、こんにちは。
少し間が空いてしまいましたが、今回も少し荷重の話をさせていただきます。
以前のブログで、荷重を掛けられない要因に「痛み」と「意識」があると書きました。
前回のブログはこちら☞
「痛み」は深圧がとってくれます。
問題は…荷重を掛けることへの「意識」
本来であれば、「立つ」「歩く」といった行動の中で、荷重を掛けるという行為はほぼ無意識で行われていくものであるはずです。
しかし、たちまちその荷重という行為に「意識」が働くと、「立つ」「歩く」が何処となくぎこちない動作になってしまうことがあります。
では、この意識はどうやって外せば良いのか?というところです。
答えは…「意識しない」です\(^ω^)/
…と、このまま終わったらダメですねm(_ _)m
松本先生の提案する、患側荷重法にちょっとひとつ加えてみましょう。
①健側の足首に少し負荷の掛かる程度の重りを付けた状態での、前後への振り出し動作。
②患側がわの手に抵抗を加えるか、もしくは少し負荷の掛かる程度の重りを持ち上げる。
①は健側下肢で重りを持ち上げる際に患側下肢が姿勢を支持し、安定させるという働きが起こります。重りに意識が向くことで、患側下肢に自然と荷重が掛かります。
②は患側がわの上肢に加わる負荷に抵抗して、姿勢を支持しようとする働きを利用します。①と同様に、上肢に掛かる負荷に意識を向けることで、結果、患側下肢に自然と荷重が掛かります。
これらは、患側下肢に荷重を掛ける意識を外すことを目的としており、決して筋トレではありません。また、注意点として、股関節痛が荷重を掛けられない要因にはなっていないこと、股関節の痛みが強い場合はお控えください。
あくまでも、恐怖や不安など、心理的要因によって荷重がうまく掛けられないことが前提です。
股関節の症状を改善する上で、痛みと同様に荷重をかけることはとても重要なものです。
意識せずに荷重を掛けられること…
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