股関節内転筋群の話
11月頃からある裁判に関して弁護士さんから股関節に関する質問を何回も受け、その対応に追われていました。
本日やっと終了しました。
ちょっとご無沙汰してしまいましたが、みなさん元気、ぼく元気。
どうも、今日も元気に生き延びている松本元気之介です。
オンラインサロンは試行錯誤しながらも投稿が活発になってきています。
みなさん一人ひとりの股関節に関する疑問や質問に対応できるオンラインサロン『みんなの股関節サロン』へのご入会をお待ちしています!
早く来てね~
スタッフ一同お待ちしています!
🍓この筋肉は非常にずるがしこい筋肉です。
それはももの内側に存在する内転筋群と呼ばれている筋肉群です。
詳しくは、恥骨筋、短内転筋、長内転筋、大内転筋、薄筋です。
この筋肉の厄介なところは、この筋肉が股関節痛の原因となっているのに、痛みはこの筋肉に出るのではなくこの筋肉から離れた場所に出ることが多いということです。
この筋肉はももの内側にあるのに、痛みはももの外側に出たりお尻に出たりももの付け根の鼠径部(そけいぶ)に出たりするのです。
その痛みの出方があまりにも想像を絶するので、なかなかこの股関節痛の犯人を見つけにくいです。
ももの内側に存在する内転筋群は非常にほぐしにくく、股関節痛の犯人だとわかりにくいのでなかなか内転筋群をほぐしてくれる先生も少ないのです。
私が以前からこの内転筋群を『静かなる犯人』と呼んでいることには、筋・筋膜症候群の特徴である『関連痛』が関係します。
この関連痛は股関節の動きに関連する22本の筋肉全てに起こりえる症状なのですが、内転筋群からの関連痛が非常に解決しづらいのです。
筋肉の病気である筋・筋膜症候群の場合、関連痛という症状が特徴の一つとしてあるので、痛む場所が股関節痛の原因とは限らないという現象があることは覚えてほしいと思います。
私達のスタッフから深圧を受ける時、痛む場所ではない部位をしつこく深圧することもあるのですが、それは関連痛を考慮した深圧なのです。
内転筋群は、『椅子に座ってももの間にボールを挟んで両ももでそのボールを押しつぶす』という方法で筋トレできるでしょう。
しかし、股関節痛がある時は内転筋群が筋・筋膜症候群の時が多いかもしれないので、この筋トレを行うことは静かなる犯人を元気にさせてしまう可能性が高くなるということです。
変形性股関節症=筋トレという考え方には非常に高い危険性が潜んでいるのです。
椅子に座って、ももの内側にボールを置くことで内転筋はほぐしやすいかもしれません。
良く向きに寝て、ももの間にフォームローラーを入れて上側の脚の重みで下側になっているももの内側をほぐすのも良いでしょう。
🐸 変形性股関節症を怖がらないでね!🐸
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