縫工筋について考えてみた
みなさん元気、ぼく元気。
どうも、忙しかった仙台から帰りましたマコ松本です。
東北の方々はコロナを正しく恐れながら多くの方々に来て頂きました。
マコ感謝です、ありがとうございました。
現在youtube版『股関節痛は怖くない!』の撮影は5回目が終わり、今週末6回目の撮影予定です。
※只今、オンラインサロン開設については専門業者さんと交渉中ですので、このyoutubeはまだ一般公開は出来ません。
少々お待ちください。
最近、深圧がさらに進化しましたので、今回記事にしました。
🍓最近、ある条件に該当する方の深圧で新しい方法を試みています。
劇的な変化が出た方もいますので、皆さんに報告します。
そのある条件は以下の条件です。
1、股関節に変形はある
2、経過が10年以上
3、炎症はない
4、しかし、深圧による効果が少ない
このような条件の方々に、股関節周りではなく膝関節周りの深圧を行うと、股関節周りの症状が改善する方々がいることがわかってきました。
私は、以前から行っていましたが、先月あたりから積極的に取り入れており、全スタッフにもこのことは伝えました。
下の図で股関節周りの筋肉を見てみましょう。
皆さんが『股関節』と勘違いしていることが多いももの上の外側(〇周辺)には3本の筋肉が集まっています。
この3本の筋肉の行方(走行:そうこう)を見て下さい。
〇周辺から外側に走行する筋肉は大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)
〇周辺から真ん中に走行する筋肉は大腿直筋(だいたいちょっきん)
〇周辺から内側に走行する筋肉は今回取り上げた縫工筋(ほうこうきん)
ももの後側も見てみましょう。
坐骨から出た筋肉は膝関節の近くで外側と内側に分かれています。
良くみると内側には2本の筋肉があります。
坐骨から一斉に走行している筋肉を、まとめてハムストリングスと呼んでいます。
膝関節の直前で外側に走行する筋肉が大腿二頭筋(別名 外側(がいそく)ハムストリングス)
膝関節の直前で内側に走行する筋肉が半腱様筋と半膜様筋(2本合わせて別名 内側(ないそく)ハムストリングス)
筋肉名は期末マコ試験には出しませんので、ここでは名前ではなく走行をじっくり見て下さい。
このように、股関節に関連する筋肉の多くは膝関節の下まで伸びています。
一般的に、これらの筋肉の一方の端は股関節痛に関連し、もう一方の端は膝関節痛に関連していると考えられます。
『股関節痛』『膝関節痛』とは書きましたが、実際は関節周囲の痛みという意味になります。
これが股関節が悪い時に膝関節が痛むことが多い理由のひとつです。
そんなわけで、最初の条件に当てはまる方々の膝関節周囲への深圧は、股関節を治療していることにもなるのです。
そんな筋肉の中に縫工筋という、あまり注目されない筋肉があります。
私もこのブログではほとんど触れてませんが、深圧時には結構ポイントと考えている筋肉です。
この筋肉は〇から走行が始まり、ももの内側を通り、ももの裏側に回り、膝関節の内側下の〇の鵞足(がそく)という場所にくっつという非常に難解な筋肉です。
私としては、皆さんの股関節周り(〇)の痛みを取ろうとして、うつ伏せになった皆さんの膝の裏の内側周辺(〇)を深圧していることがあります。
このことを理解してほしくて、今回は縫工筋を取り上げました。
そんなわけで、当面、最初に書いた条件の方々には膝関節周辺の筋肉を深圧しようと考えています。
股関節に変形があるにもかかわらず、股関節周辺は一切深圧せず、膝関節周りだけを深圧することもありますので、ご了承ください。
最後に、膝関節周辺の痛みの多くは膝関節下の内側になる鵞足(がそく)に集まってくる3本の筋肉が原因の事が多いのです。
レントゲン写真には写りませんよ。
膝の内側が痛いとか、膝関節が痛く感じる時はほとんどこの3筋が原因です。
その3筋とは 縫工筋、半腱様筋と内転筋のひとつの薄筋(はっきん)です。
ももの前から見た図(左)とももの内側から見た図(右)
みなさん、しつこい股関節痛、膝関節痛にはももの裏側で膝関節のちょっと上あたりをボールでほぐしてみて下さい。
椅子に座って、ももの下にボールを入れるのでしたね。
ファイト!ファイト! でございます。
🐸 変形性股関節症を怖がらないでね!🐸
いつもご愛読ありがとうございます😘
2022年、銀座に何かが起こる
こちらも見てね。(HipTuber田山陽平)
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