股関節の手術率
みなさん元気、ぼく元気。
どうも、体温より気温の高い大阪に来ています松本KANSAI32歳です。
今回の大阪も比較的時間があるのでぼちぼち仕事しています。
昨日は京都の鴨川デルタを見てきました。
コロナと熱中症によるキャンセルが多いけど、まけへんでぇ!
【松本の空き時間】
▪︎9月1日(火)午後1時〜 と 午後5時以降
▪︎9月2日(水) 午後3時30分〜
▪︎9月4日(金) 午後3時30分〜
▪︎9月8日(火) 午前11時〜 と 午後5時以降
お申込先→
ご検討、よろしくお願い致します。
🍓ランダムに選択した3か月間に私が担当した患者さん202名中、股関節以外の方々と当院に来られる前に既に手術を受けられていた方々を除く132名の手術率について調べてみました。
132名全体の手術率は24%(未手術率 76%)でした。
この数字は、私が担当してから手術をすることになった患者さんの手術率です。
その内訳です。
股関節に問題を抱えている132名の内訳 ※( )内は手術をした方の数
1、ケガの後遺症
10名(0) ➡ 手術率0%
2、タイプ1
90名 ➡増殖型 85名(26) ➡ 手術率30%
➡萎縮型 5名(3) ➡ 手術率60%
※タイプ1の手術率 32%
3、タイプ2
32名 (3) ➡ 手術率 9%
※タイプ2の手術率 9%
変形性股関節症の診断を受けていても、骨折や転倒などのケガの後遺症、スポーツ外傷と判断できる方が10名もいました。
ケガの後遺症の方々は全ての方が手術を必要としないと判断できました。
タイプ1の大人になって初めて股関節に痛みを感じた方々は90名で全体の68%でした。
その中で骨棘ができやすい増殖型の方は85名でした。
このタイプ1の増殖型の方が一般的に説明されている変形性股関節症の説明に合致する方々です。(全体の64%)
ところが、この85名のうち、初めて股関節痛を感じてから10年以上経過している方は48名いて、全ての方は手術が必要ではないと判断でき、タイプ2に分類しても良い状態でした。
この48名をタイプ2に分類した場合の内訳です。
132名 ケガの後遺症 10名
タイプ1 42名
タイプ2 80名
タイプ2の子供の頃から股関節に異常があった方は32名で3名の方が手術をされていました。
その3名の内、股関節痛は問題ではなく脚長差を揃えるために手術をした方が1人、関節可動域の改善の為に手術をされた方が1人いました。
残りの一人は股関節痛が問題で手術をされていました。
以上をまとめると、一般的に説明されている変形性股関節症の定義に当てはまらないケガの後遺症やタイプ2の方々は全体の32%を占め、この方々は変形性股関節症の診断を受けていてもほとんどの方が手術を必要としないことがわかりました。
問題はタイプ1の方々ですが、増殖型の方は30%の方が手術をしており、萎縮型の方は60%の方が手術をしていました。
現在、股関節痛の程度が一進一退で手術をしなくても済むように頑張っている方は13名でした。
あくまでも、私の主観的な判断によるところも含まれる結果ですので、参考程度の結果ですね。
いろいろな数字が出てくるので非常にわかりにくい結果でしたね。
一般的に説明されている『変形性股関節症の治療法は手術しかなく、進行性の病気なのでどんどん悪くなる。』というイメージとは異なった結果であることは事実でしょう。
私は、このイメージを変えたいのです。
この結果、変形性股関節症で手術をしなくても良い方の確率は、現在手術を回避しようと頑張っている13名の今後次第ですが、おおよそ66%~76%でということになり、約70%の方は手術を避けられそうです。
富士温泉病院の矢野先生は、その著書の中で80%の方は手術を回避できると書かれていますが、今回の結果は、その数値よりは若干低い値となりました。
同じ変形性股関節症という診断名でも、体質や経過によって個人差が大きいので『90%~100%治せる治療法』という治療法の広告があった場合は嘘になると思います。
しかし、何らかの対策を取ることによって70%~80%くらいの方々は手術を避けられる可能性があるのではないかと考えています。
🐸 変形性股関節症を怖がらないでね!🐸
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