『松本分類』の重要性に気づいて欲しい!
みなさん元気、ぼく元気。
どうも、3年ぶりに鹿児島へ行き、初めての桜島で海鮮丼を食べてきたマコどんです。
来年からは、半年に1回になりますが鹿児島へ行きます。
今回は日数が1日しかなかったので、以前来ていただいていた方々全員に連絡はできなかったのですが、次回は確実に連絡させて頂きます。
鹿児島市近郊の方は、その時に連絡させて頂きますのでこの記事を見たらお問い合わせください。
こちらまでお願い致します。→
🍓今日の記事、最近結構大きな問題だと感じています。
皆さんの変形性股関節症の経過を調べると、同じ病気にもかかわらず大きく分けて2つのタイプに分かれることがわかります。
これも個人差のひとつです。
これを『松本分類』と呼びます。
この2つのタイプは変形性股関節症という同じ病名にもかかわらず、実は全く別の病気と考えなければならないということです。
まずは、松本分類を説明してみます。
【松本分類】
タイプ1 子供の頃股関節に全く異常感はなく、40歳くらいから症状が出現するタイプ。
タイプ2 子供の頃から股関節に異常があったタイプ
日常生活での自覚症状はほとんど無くても、歩き方を指摘されたり、歩き過ぎた時に股関節周囲に違和感を感じたことがある
方々も含まれます。
多くの方は、子供の頃病院にかかったことがあり、中には左右の足の長さに差があります。
これは典型的なレントゲン写真です。
典型的すぎるのですが、もっともっと様々な画像があります。
一般的に言われている『変形性股関節症は変形が徐々に進行する病気です。』という説明は、タイプ1の方々のみに対する説明です。
タイプ2の方々には全く当てはまりません。
ここが重要なんです!
私達が初めての方とお会いする時に必ず問診をします。
その時に重要視しているのが、『子供の頃の状態はどのようだったのか?』と『初めて痛みを感じたのが何歳だったのか?』ということです。
この情報は非常に重要で、その後レントゲン写真を見る機会があった時の見方が変わるのです。
一般的に、変形性股関節症は次のような経過をたどると考えられています。
前期→初期→進行期→末期
これを専門的には変形性股関節症の『病期』と言います。
病院の先生も、他の治療職の先生方も、ほとんどすべてのプロは『変形性股関節症の患者さんは全てこの経過をたどる』と考えています。
ところが、レントゲン写真を見る時、タイプ1の方々とタイプ2の方々では予後予測(今後の変形の進み方の予測)が全く異なるのです。
あるレントゲン写真を例にとって説明してみましょう。
このレントゲン写真では股関節の隙間が狭いです。
多くのプロは、この画像を見ると『進行期』と判断するでしょう。
そう判断されると、『最近軟骨の隙間が狭くなり、今後も徐々に隙間は狭くなり徐々に末期へと進行する。』と考えられ、今後悪化すると判断されると思います。
しかし、問診をしっかり行ってみると同じ画像でも、その患者さんの歴史によって全く見方が変わるのです。
仮に同じ画像の2人(AさんとBさん)がいたとしましょう、年齢はともに50歳です。
Aさんは子供の頃何も症状が無く半年前から股関節痛を感じていました。(タイプ1)
Bさんは子供の頃遠足の夜足が痛んだ経験があり、股関節痛が10年前から出始めました。(タイプ2)
一般的には2人とも『進行期』と判断されるでしょう。
私は、タイプ1のAさんに関しては『進行期』の可能性が高いと考えて経過を見ます。
ところが、経過の長いBさんに関しては他の検査も参考にしますが、「もう骨は治っています。今後変化することはありません。」と説明します。
子供の頃に既に骨の変化が終わっている可能性が非常に高いからです。
このBさんの場合『進行期』という言葉は不適切です。
この場合は『安定期』と呼ぶべきなんです。
その時だけのレントゲン写真だけで判断されるのは非常に怖い話なんです。
最近非常に多いのです。
『進行期』と診断されて「今後だんだん悪くなりますよ。」と説明されているけど、実は『安定期』の方々が。
次回は最近お会いした方の珍しい体験談を書いてみますね。
これとこれ、読んでくださいね!
私達が行っていることの本当の姿が理解できます。↓↓
🐸 変形性股関節症を怖がらないでね!🐸
いつもご愛読ありがとうございます😘
2022年、銀座に何かが起こる
こちらも見てね。(HipTuber田山陽平)
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