股関節痛の原因は中か外か?
みなさん元気ぼく元気。
大阪・中津の松本深圧院大阪店に来ています、ヨゥシランケド松本です。
明日は早く終わるので久しぶりに江坂へ行ってみたいと思います。新大阪、江坂、懐かしいですね。
今月は3人の先生で9日間の出張深圧になりました大阪店です。
🍓股関節痛の原因が股関節の中にあるのか外にあるのか?
つまり、股関節痛が股関節の関節包の中から発生しているのか?
または股関節の関節包の外から発生しているのか?ということです。
股関節痛がどちらから発生しているのかがわからないと適切な治療ができません。
この考え方は医学の基本である非常に重要な考え方です。
股関節痛が股関節関節包の中にあるのか、関節包の外の主に筋肉にあるのか?
原因が二つ考える時はどちらか一方の原因を取り去ってみると本当の原因がわかります。
医師は股関節関節包内に麻酔薬やステロイドを注射することで原因を1つに絞ることができます。
股関節関節包内に注射をして関節包内を麻痺させたとき、股関節痛が無くなれば関節包内から発生している股関節痛だと判断でき、関節の手術が有効だと判断できます。
一方、関節包内に注射をしても股関節痛に変化が無ければ股関節痛の原因は関節包の外にあると判断でき、関節の手術を受けても効果が無いと判断でき手術は行いません。
原因によって治療法は変わるのです!
では、銀サロでは何をしているのか?
私達は深圧で筋肉を正常化させることによって原因を1つに絞りこもうとしています。
まずは、手術を希望される方に対して
上記のような注射による診断を行っている病院がほとんどないので、手術を希望される患者さんには、上記の診断法を行っている玉川病院の松原先生とさいたま赤十字病院の石井先生を紹介しています。
もちろん、この2つの病院は手術法も脱臼しにくくて生活上での制限のない手術なので紹介している面もあります。
手術を希望される患者さんに対する深圧の目的は、手術後の経過が良くなるように手術前に筋肉だけでなく神経、血管にも柔軟性を持たせることです。
手術前の軟部組織に柔軟性をもたせることは、確実に手術後の経過をよくしてくれます。
手術前に筋トレが必要だと考える方も多いと思いますが、手術によるダメージ(炎症)は軟部組織を硬くします。
手術前の筋トレは、筋肉をさらに硬くしてしまう可能性が高いので、手術前には筋トレよりも軟部組織を軟らかくすることが重要になります。
手術後の筋力は、股関節周辺の炎症がおさまってからでもしっかり強化できます。
関節の可動域も炎症がおさまってからでも十分改善します。
一方、手術をしたくない方に対しての深圧の目的は、まずは股関節痛の原因が筋肉なのか関節包なのかを判断することになります。
筋肉をほぐすことによって急激または徐々に股関節痛が改善する方は、股関節痛の原因は関節包の外、つまり主に筋肉にあったと考えられます。
このような方は手術を避けられる可能性が高くなります。
一方、筋肉をほぐしても股関節痛に変化が無い場合でも、他の筋肉に原因がある場合も多いので、私達は深圧のプログラムを変えて様々な筋肉に絞って深圧を続けます。
それでも股関節痛に変化がない場合もあります。
その場合、股関節の関節包の中から発生しているであろう股関節痛が治まってくるのを待ちながら深圧を続けます。
人の持つ自己治癒力によって、変形した骨は修復され、股関節の関節包内に起こっている炎症も徐々に改善していきます。
このような方の場合、ある日突然股関節が無くなる方や、ある日を境に徐々に股関節痛が改善してきます。
これですね↓
関節包の中に原因がある患者さんの股関節痛もピークを境に徐々に改善するということです。
最後に既に手術を受けている方に対する深圧の目的は、手術後の不調を改善し、あとは手術による効果を維持させることになります。
人工股関節なら、その人工の関節を長持ちさせることが深圧の目的になります。
今回の記事の内容は、今までも繰り返し書いてきました。
症状の原因を追究する、この作業を診察と呼びます。
原因を追究しようとしない先生は、診察時に椅子から立とうともせず、レントゲン写真だけに固執します。
これとこれ、読んでくださいね!
私達が行っていることの本当の姿が理解できます。↓↓
🐸 変形性股関節症を怖がらないでね!🐸
いつもご愛読ありがとうございます😘
2022年、銀座に何かが起こる
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