股関節痛と肩こり
皆さん元気、ぼく元気。
どうも、連休ボケしてしまいましたGW松本です。
GW前半は浅草、後半は埼玉で身体を休めていました。
今日、気づいたら土曜になっていました。
今日の記事は筋肉をほぐすのは何回も繰り返さないといけないのではないかという疑問にお答えしましょう。
🍓肩こりと股関節痛は似ているところがあります。
広い意味ではどちらも筋筋膜疼痛症候群と言えるでしょう。
肩こりはほぐしても、またすぐに肩がこりやすいです。
このブログを読んでいる方の中には、股関節痛を改善するために筋肉をほぐしても、肩こり同様にすぐまた筋肉は硬くなって元に戻るから、ずっと深圧を繰り返さないといけないんじゃない?
そのように考えている方も多いのではないでしょうか?
ところがどっこい、すっとこどっこいなのです。
確かに、股関節痛は股関節関節包の炎症の影響を受けやすいので、炎症が強い時はそうかもしれません。
ところが、炎症のピークを過ぎている方は、一度ほぐすと結構効果が持続したり、二度と股関節痛が現れないこともあるのです。
今年1月の初診の方が3ヶ月後の4月のお見えになり
「前回の深圧で激痛が取れました。不思議なのはその後3ヶ月も経っているのにあの激痛が起こらないのです。」
と言っていました。
肩こりと股関節痛は大きく異なることがあります。
それは、自律神経の存在が関係します。
皆さんは自律神経という名前は聞いたことがあると思います。
では、その自律神経はどこにあるかご存知でしょうか?
自律神経の説明では、下の表が良く使われます。
自律神経の働きは自分の意志ではコントロールできません。
環境の変化や心の変化によって勝手に内蔵の動きをコントロールしてしまいます。
今回はその自律神経の働きではなく、存在する位置に注目です。
自律神経は首の上から腰までの背筋の奥に存在します。
うつ状態の方は肩がこります。
心の状態や精神的ストレスは自律神経に影響を与えて肩こりを起こすのです。
腰痛も自律神経の影響を受けやすいです。
『腰痛は怒りである』という著書もあるくらいです。
では、股関節周囲の筋肉はどうでしょうか?
全く自律神経の影響を受けないわけではないのですが、股関節は自律神経からは強い影響を受けないので比較的こりにくい筋肉です。
わかりやすく書くと、肩や腰の筋肉は『神経質な筋肉』なのですが、股関節周りの筋肉は『やや鈍感な筋肉』なのです。
そんなわけで、股関節周囲の筋肉は自律神経の影響を受けずに股関節関節包内の炎症だけの影響を受けると考えると理解しやすいと思うのです。
7日から銀座に復帰します。
来週高崎へ、再来週福岡へ行きます!
🐸 変形性股関節症を怖がらないでね!🐸
いつもご愛読ありがとうございます😘
2022年、銀座に何かが起こる!
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