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変形性股関節症患者としての視点を大切にした経営

ホームページを完全リニューアルした後、2017年9月17日より開始したこの新ブログですが、今日が200回目の投稿となりました。

ちなみに、旧ホームページ下でのブログサイトでの投稿が同じく200回ちょっとでしたので、合計で約400投稿です。

これまで、患者としての自分自身の体験をもとに、主に「変形性股関節症生活記」をテーマにして書いてきました。

患者の立場を超えて、経営者としてこの深圧(事業)にかかわるようになって20年近くが経ちます。

今日は、ちょっとその振り返り日記です。

 

縁があって出会った松本総院長、そして深圧。

それが更なる縁を生んで、いまは事業を一緒に手掛ける仲間としての日々を歩んできました。

松本総院長から託された事業・会社経営。

引き受けた理由、それは個人的に経営にチャレンジしてみたかったということもありますが、ベースには「自分と同じように股関節痛に苦しんでいる方々に対して、深圧によってその痛みから解放してあげたい」という思いがありました。

一種の恩返し的な思いもありました。

いや、恩返しなんていうとまるで「他人のため」にしているみたいですが、実際には「自分のため」、自分への癒しなのだと思います。

自分のQOL(生活の質)が劇的に改善され、いま快適な生活をおくることができているのは、松本総院長・深圧に出会ったおかげ。

患者としての体験が根本的な支えとなってきましたし、それに基づいた視点があるからこそ、長年に渡ってこの事業に従事することができたと思っています。

 

患者としての視点、要望、期待。

当院は医療機関ではありません。

自由診療の強みを活かし、基本的に問診と施術を繰り返しながら(コミュニケーションをとりながら)患者さんたちの痛みと向き合い、痛みの緩和に尽力します。

ひと口に股関節痛といっても症状は多種多様ですし、十把一からげに対応することはできません。

痛みを和らげてほしい、取り除いてほしいという要望は誰しも同じですが、最終的に患者さんが求めるQOLはひとによって様々です。

よって、様々な要望や期待に応えていかなければならないので、プレッシャーは大きいです。

 

自らの体験を振り返りつつ、ひとりの股関節症患者としての要望や解消してほしい疑問をあげてみると・・・

・とにかく痛みを和らげてほしい

・痛みの原因が何であるのかをおしえてほしい(骨?筋肉/筋膜?炎症?)

・仮にいますぐに改善が見込まれない状態なのであれば、どれくらいの期間を要するのか?(深圧をどれくらい受ければ改善が見込まれるのか?)

・このまま変形が進んで悪化してしまうのか?

・軟骨は“すり減って”なくなってしまうのか?

・病院で手術をすすめられているが、本当に手術をした方がよいのか(しなくても大丈夫なのか)?

・いつか人工股関節にしなければならないのか?

・(現在の状態で)どういう生活を心がければよいのか?

・(現在の状態で)どこまで動いてよいのか?

・(現在の状態で)筋トレはすべきか?ストレッチはしてよいのか?

・負担を減らすためには杖を使った方がよいのか?

・セルフケアによる改善方法は?

・深圧の強い押しによって関節・骨(自骨、人工)に何か悪影響を及ぼすことはないのか?

などなど・・・

 

自分が患者の立場で求めていたことをいま逆の立場で思い返すと、とても高い要望・期待であると感じてしまいます。

病院に行かれる方々も基本的には皆このような要望をもって(期待して)行くのでしょうし、患者にしてみればどこで診てもらうか(病院のような医療機関か当院のような代替医療機関か)は関係ありません。

その方の症状により、上記の要望や疑問の程度はもちろん変わりますが、辛い痛みを何とかしてほしいという切な願いはみな同じ。

できるだけ早期に痛みが和らぐことが一番の要望である一方で、たとえ即効果がでなくても、近い将来に希望をもてる、安心感をもてるように導いてもらえたら、患者としても信頼して任せてみようという気になれます。

それがまさにわたしでした。

だからこそ、このような高い要望、期待にも応えられるようにしていかなければならないのだと、いまあらためて実感しています。

 

経営者業務に忙殺されていると、ときに患者視点が抜け落ちてしまい、ハッと気づかされることがありました。

よって、患者視点からの要望を思い返すことによって事業の原点に立ち返ることができます。

当院に初めて来てくれた方々に、「ここに任せてみよう、信頼してみよう」と感じてもらえるような施術院で在り続けたい。

あらためて、自分自身の患者視点を大切にしながら、今後も事業運営にのぞんでいく所存です。

 

2025年3月23日

 

 

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