【変形性股関節症生活記】補高靴 新調しました!
わたしは、自骨での手術(臼蓋回転骨切り術)の影響により脚長差が生じたため、患側(右足)は補高靴を履いています。
このあたりの詳しい経緯については、よろしければ以下の過去ブログをご覧ください。
補高靴は、行きつけの専門の靴屋さんにて購入および補高調整をしてもらっているのですが、過去ブログにはその靴屋さんのことについても書いています。
先日、久しぶりに新しい靴をつくってきました。
こちらのお店には、ドイツ製を中心に、フランスその他ヨーロッパ製の靴がたくさん置いてあります。
わたしはこれまで、ドイツ製、フランス製、オーストリア製の靴を履いてきましたが、今回購入したのはお初となるスペイン製。
1984年、地中海地方の街エルチェにて創業したスペインのシューズブランドです。
わたしの場合、靴底に厚みを増すことによる補高をしているため、ここでの靴選びに際しては、まずそれが可能な靴かどうかを確認しなければなりません。
その上で、靴底で補高するとその分重たくなりますので、靴自体が軽いものであることも重要な判断材料の一つ。
この2つの最低条件が満たされていることを前提に、履き心地、デザイン、カラーなどで決めます。
今回購入した靴はこちら↓
ちなみに、以前から目を付けていたドイツの靴があったのですが、お店でこのスペイン・ピコリノスの靴を見て一目惚れしてしまいました(笑
何よりも、見た目に惚れたのですが、手に取ってみるととても軽い!
そこで、すぐに店員さんに補高できるかどうか確認し、OKとのことだったので試し履きさせていただきました。
軽やかで、履き心地もよく、歩きやすい。
すぐに気に入ってしまいました。
第一候補だったドイツFinnComfort(フィンコンフォート)の靴も試し履きさせていただいたところ、こちらもとてもフィットしたのですが、同社の靴はこれまで何足も履いてきたこともあり、今回はスペイン製のこの靴を購入することにしました。
さて、購入してから靴底の補高作業に1ヵ月ほど時間がかかります。
完成したとの連絡を受け、先日取りに行ってきました。
補高後はこんな感じです↓
右側の靴は3cmほど補高していますので、見た目で随分厚みがあります。
これまで補高してきた靴は、すべて靴底が黒系でしたので、あまり目立つこともなかったですが、今回は白のため(かつ全く同色での素材はないとのことで)ちょっと目立ちますね。
でも、そんなことは気にしません。
補高後の靴を実際に履いてみて、とても歩き心地がよかったので大満足です。
本当は2足買いたかったくらいですが、とても値が張りますので、そうもいきません。
補高することでさらにコストがかかりますので・・
でも、これまで長きに渡っていいお値段の靴を履いてきましたが、やはりいい靴は長持ちします。
↓の靴はもう6年以上履いてますが、今でも全く問題なく快適です!
ただ、補高部分がだいぶ擦れて減ってきてしまったので、今回新調した靴と交換で補高修理してもらうことになりました。
まだまだ履きますよー!
ちなみに、この靴はオーストリア製です。
本当にいいモノはそれなりに値が張るものですが、いま履いている靴は全て、
価格 < 価値
です!
20歳のときに受けた手術(臼蓋回転骨切り術)によって脚長差が生じ、その後、間違った「常識」にしたがって筋力をつけることばかりに焦点をあてて足のケアを疎かにしていた時代を経て、歩行や靴専門の理学療法士の先生との出会いをきっかけに、靴を重視するようになりました。
以来、靴はわたしにとっての重要な生活アイテムになりました。
何よりもそれまでは自分で靴を磨くことなんてこともほとんどありませんでしたが、靴を大切にする意識が強くなり、習慣的に靴磨きをするようにもなりました。
自分の身体の一部となっている靴たちを愛好する気持ちが自然と育まれていったようにも思います。
ちなみに、ジョギングシューズなどは靴底に補高することが難しいため、散歩(ウォーキング)用としては、一般のジョギングシューズの中に厚めのインソールを入れて履いています。
それほど厚いインソールを入れられないし、靴底補高とではやはり違いますが、ウォーキング専用としてはこれでも何とかなります。
自分の足にフィットした快適な靴で歩くのはとても気持ちがいいものですね。
さらに、新しい靴ということで気分も上がります。
脚長差などご自分の身体の特徴に合わせて、足に優しい、健康的な靴を履いてよい歩行をしましょう!
2024年10月27日
靴屋さんのある横浜元町
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