股関節 クーラーによる冷えにご注意を!
「今年の夏は本当に暑い!!!」
と、毎夏言っているような気がしますが・・・やはり今夏もとにかく「暑い!」です。
最近は「酷暑日」という言葉をよく聞くようになりましたが、酷暑日とは「猛暑日」の俗称だそうで、猛暑日と同じく一日の最高気温が35度以上の日のことを言うそうです。
日本の場合、気温もそうですがやはり湿度が高いことで、まるで蒸し風呂の中にいるような異常な暑さを感じるのだろうと思います。
昔、真夏の時期に仕事(出張)でギリシャのアテネに2週間ほど滞在したことがあります。
当時勤めていた通信事業者で、アテネで開催された世界陸上の衛星中継に関する仕事に従事するためだったのですが、アテネの夏も厳しく、たしか最高気温40度くらいの日もありました。
日差しにあたると皮膚がジリジリするような暑さでしたが、それでも日陰に入ると涼しく感じられたのはやはり湿度の違いでしょう。
朝夜、陽が出ていない間は涼しく過ごしやすい。
ちなみに、ギリシャにはシエスタ(昼寝)の習慣があるので、午後2時頃から夕方までお休みします。
レストランなどのお店も閉まります。
そして、夜になるとまた活動再開。
町は夜遅くまでにぎやかです。
こういう生活もありかなと思いましたが、まあ勤勉で真面目な日本人には無理でしょうね・・・
それはさておき、
この暑さではエアコン(クーラー)は欠かせません。
とは言え、股関節に持病を持つ身としては、股関節を冷やすことで調子が悪くなるため、以前はできる限りクーラーを使わないようにしていました。
家族と過ごすリビングではクーラーを使用しますが、自分の部屋や寝室では扇風機でしのぐ。
できる限りそのように過ごしてきましたが、ここ数年、酷い熱帯夜も多くて扇風機ではしのげなくなってしまいました。
ですが、クーラーをつけて寝ると翌朝の体調がイマイチです。
身体がだるいし、股関節の調子もよくない。
また、電車の中だったり、オフィスだったり、クーラーの効いた部屋で長時間座っていると、股関節が凝り固まってしまうようで、立ち上がり時の伸展が困難になり、前かがみのような姿勢になってしまいます。
さらに、わたしの場合は中殿筋が冷え固まってしまうのか、歩行するときに力が入らなくなってしまいます。
しばらく柔軟体操したり、マッサージしたりしていると元に戻るのですが、酷い時はその後しばらく力が入らなくて、患側である右股関節が右側におもいっきり傾くような跛行状態でしか歩けなくなってしまいます。
そんなことへの対策として、仕事中(着席時)には毛布をかけたりもしていますが、一番効果的だったのはテニスボール。
テニスボールをお尻の下や太もも裏に置いて座りながらグリグリ、グリグリ・・・
これをしていると、立ち上がりもスムーズだし、歩行も問題なくできるようになりました。
らっこちゃん↓を使用したいところですが、イスに座りながらではさすがに厚みがあり過ぎて固いしちょっと無理。
テニスボールなら弾力性があってやわらかいし、痛気持ち良く使えました。
最初は仕事への集中力がそがれることもありましたが、慣れてくれば問題なし。
ときどき位置を変えつつ、小刻みにお尻・太ももを動かしながら仕事してます(笑
オフィスで周囲に人がいる状況だと(人に見られたら)ちょっと恥ずかしい!?かもしれませんが、そんなに身体を動かさずにテニスボールにのっかって圧されたままの状態でも十分効果はあると思います(ときどき位置を動かす)。
テニスボールだとちょっと大きすぎる方には、それより小ぶりの軟球だったり、(固いですが小さい)ゴルフボールでもいいかもしれません。
※個人差がありますのでお試しの際には無理のない範囲で様子を確認しながら行ってください。
股関節の冷え対策。
夏のクーラー対策もそうですが、冬の寒さ対策にも通じますね。
みなさんそれぞれに股関節の冷え対策をされているかと思いますが、他に何かいいアイデアがあればぜひおしえてください!
2024年8月12日
横須賀 ソレイユの丘
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