股関節専門「松本深圧院」の存在意義
久しぶりの投稿です。
既報の通り、これまで出張施術用店舗として営業を行ってきた松本深圧院札幌は、2024年3月末をもって閉店することになりました。
2020年春頃より国内で新型コロナウィルス感染症の拡大が始まって以降、長きに渡るコロナ禍によって松本深圧院も多大なる影響を受けてきました。
存亡の危機を乗り越え、昨年よりようやく(コロナ禍以前の)活気のある店舗風景が戻ってきました。
ただ、このコロナ禍で失ったものは少なくありません。
ずっと考えてきた将来の計画の変更も余儀なくされました。
経営者の立場として、苦汁の選択・決断をせざるをえないことの連続でした。
この度の札幌閉店も本当に苦渋の決断でした。
一度始めたことはそう簡単に止めることはできません。
とくに、皆さまのお身体をケアすることを生業としているわたしたちにとっては、止めることは、すなわち(それまで通院していただいている方々を)見放すことになってしまいます。
店舗存続の可能性について幾度となく検討してきましたが、事業全体の存続を第一に熟慮した結果、やむをえずこのような決断をすることになりました。
本当に申し訳ないという思いしかありません。
わたし自身、股関節痛に苦しみ、この深圧によって救われた身でもあるため、尚更です。
心苦しさが晴れることはありません。
それでも、それでも、前を向くしかありません。
わたしたちは営利法人であり、利益をあげて事業を存続させていかなければなりません。
前述の通り、コロナ禍で失ったものもありますが、わたしたちにとって一番大切な資産(人財=深圧施術師)はしっかりと残っています。
深圧マスターとともに、以前考えていたこととは異なるやり方で、再び深圧事業を成長させていきます。
ただ単に事業規模を拡大させることは考えていません。
わたしたちは、『股関節専門』という珍しいスタイルの治療院です。
ニッチな領域ではありますが、股関節痛で困っている方々を救うことを徹底してきました。
これがわたしたちのこだわりであり、生きる道です。
深圧のベースを築いた創業者(松本総院長)だけでなく、その後に同志として加わってくれたスタッフ全員によって積み上げられてきた経験をもとに深圧は進化してきました。
股関節専門院として、この領域で全員がプロフェッショナルであり続けることを目指す。
小さくても、細々とながらも、松本深圧院、深圧を必要としてくれている皆さまのために、これからも事業を継続させ、皆さまに安心していただける存在としてあり続けます。
2024年2月28日
掛川城
ブログ拝見しました。
以前より、松本先生、小林先生の施術を受けさせて頂いた者です。
先生方の施術は、やはり遠方となると、特にこの社会事情で脚が遠のいてしまいました。
ただ、私は毎週毎週、必ずブログを更新してくださる小林先生に本当に感謝し、ありがたい気持ちであふれています。
更新なさる木曜日は楽しみであり、痛みや弱さで落ち込んでいる自分を励ましてくださいました。
毎週、毎週、毎週。
ブログは熱く温かいものでした。
今は痛みはもちろんゼロにはなりませんが、自分に対して大丈夫!と思えるだけで気持ちが前を向きます。
今こうしてる間も、胸がいっぱいで涙が出てきます。
スタッフの皆様方が
股関節痛を患うたくさんの方々のたいせつな存在であることは揺るぎようの無い事実です。
ありがとうございます。
いつもありがとうございます。
小林先生のブログが励みになっているとのこと、とても嬉しいです。
股関節痛にお悩みの方々にとって、必要とされる存在であり続けられるように今後も尽力していきます。
また、症状が良くなった後も、メンテナンスであったり、何か気になることなどがあればいつでも気軽に相談できるパートナーで在り続けたいと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。