信じる者は救われる!
今年は春の訪れが早いようで、暖かな日が続いて嬉しくなります。
東京では3月14日にソメイヨシノが開花しました。
統計史上1位の早さだそうです。
願わくば、この穏やかな春の気候が長く続きますように!
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「プラシーボ(効果)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
日本語では「偽薬効果」と訳されていますが、これは文字通り、薬ではないものを薬であるとウソをついて飲ませると、患者は実際に薬を服用したかのような効果を示すことがある、という意味です。
以下、プラシーボ効果に関する引用ですが、とても的確な説明です。
『(プラシーボ効果は)より一般的には、科学的には効果が認められないことを、対象となる人が信じることで、結果として効果を生んでしまう場合に用いられます。
これに対して、「ノーシーボ効果」というものもあります。
「プラシーボ効果」とは逆で、効果が証明されている薬であっても、患者がそれを信じないと、効果が出なかったり、効果のない薬でも、思い込みによって福作用が出てしまうというものです。
人間は信じることがとても重要であり、人間の心の中には、信じていることを実現させてしまうパワーがあるという部分がポイントです。』
(『ビジネスでいちばん大事な「心理学の教養」』 酒井穣 著 より)
深圧施術はいわゆる「薬」ではありません。
股関節周辺の筋肉に直接働きかけることによって痛みを除去します。
ですので、信じる信じない以前に(良くなったかどうかの)効果がはっきり出るともいえます。
ですが、それでもやはり大切なこと。
信じることです。
施術を受ける皆さまが、症状はきっと「良くなる」という強い気持ちをもっていただくことで改善が更に進みます。
何を隠そう、わたし自身、深圧を受け始めてから股関節痛が緩和されて状態が少し良くなったと実感できるまでに3ヵ月ほどかかりました。
最初は、股関節周辺ばかりか、下半身全体の筋肉が完全に硬直していて相当にひどい状態であったため、おされることの痛みしか感じませんでした。
当初は揉み返しもひどく、これではたして本当に良くなるのか・・・?
そう思ったものです。
ですが、松本総院長の(当時既に相当数の患者さんを診て効果をあげてきたという)実績と、自信に満ちた言葉、そして痛みの出る仕組みを論理的かつ明瞭に説明してくれたことに信じる気持ちが芽生えました。
自分で納得できたからこそ、この施術にかけてみようという気持ちを抱くことができたのであり、脚のどの部分でもちょっとおされただけで痛くてたまらないような状況の中でも、我慢強く受け入れられたのだと思います。
股関節痛にも個人差がありますので、すぐに効果が出る方もいるでしょうし、わたしのように筋肉がしこりだらけで相当傷んでいる人は時間がかかることもあります。
また、炎症の発症状況によっては効果が出にくいこともあります。
わたし自身についていえば、あのときに信じる気持ちをもてなかったら、通院することを止めていたと思います。
いってみれば、「ノーシーボ効果」の裏証明でもあります(笑)
「深圧」という施術療法(薬)と自分の信じる気持ちが、症状の改善につながったのです。
当院に来られる方の中には、病院で手術をしたり、整体などいろいろな治療を試してもなかなかよくならず、失意の中で痛みに苦しんできた方もたくさんおられます。
そういう方たちでも、諦めずに深圧を受けていただいているうちに、痛みがとれてポジティブな人生を取り戻している方が大勢いらっしゃいますが、それは根底に“信じる”気持ちを抱いていたからこそだと思っています。
やはり、『信じる者は報われる(救われる)』ですね!
人を信じるとは、自分を信じること
2023年3月19日
大草山より浜名湖を望む
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