痛みからの解放 そして笑顔へ!
当たり前ですが、
痛い
っていやですよね。
身体であれ、心であれ、痛みは人が生きようとする活力を奪ってしまいます。
ここでいう痛みとは、一時的なもので自然に回復するものではなく、心身に宿ってしまってなかなか消すことのできない痛みを意味しています。
そして、消えない痛みは疑心や恐怖心を生み出し、負の連鎖を生じさせることもあります。
英語に”Human Touch”(ヒューマンタッチ)という言葉があります。
日本語でいうと、人間味、人情味、人(肌)の温もり、といった意味になるでしょうか。
わたしはこの言葉が大好きです。
※アメリカ人ロックシンガーのブルース・スプリングスティーンによる同名の曲があり、それがきっかけでこの言葉を知りました。
わたしたちの施術事業は、お客様に“人の温もり”を感じてもらうことが根底にあります。
それは、深圧という施術方法により「痛みをとる」ことのみならず、お客様の話を聞き、痛みに「共感」し、そしてお客様それぞれが求めるQOL(生活の質)実現のための一助となる、という理想の在り方に基づくものです。
深圧という直接療法を通して温もりを感じていただき、痛みから解放されて笑顔になっていただくこと。
それが松本深圧院のミッションでもあります。
・・・
わたしは、18歳の頃に病院で“変形性股関節症”と診断され、その後に手術を受けるまでは、日常的な身体の痛みに悩まされることなど全くなく過ごしてきました。
そして、前期症状であった20歳のときに、(医師曰く)「進行を防ぐ」ことを目的に手術を受けましたが、その後から股関節や腰に異変を感じるようになり、そして恒常的な痛みに悩まされるようになるとは思いもしませんでした。
股関節痛をもつ方々には、気力で痛みを我慢しながら日々の生活をおくっていたり、ご自身が望む生活をやむなく諦めたり我慢している方々が少なくありません。
医療の世界では関節・骨の病気とされて、治療としては手術しかなく、「痛い!」と叫んでみても鎮痛薬での場当たり的対処を促される、これがわたしが受けてきた股関節医療でした。
わたしにとっては、股関節の痛みがどういう仕組みで発症しているかを理解させてくれ、その痛みから解放してくれたのが深圧療法でした。
痛みが100%なくなったわけではありません。
今でもちょっと無理をしてしまったりすると、調子が悪くなって痛みが生じることもあります。
それでも、なぜこの痛みが生じているのかがおよそ把握できているので、大きな不安に陥ることもないし、余計な疑心を抱かずにすむようになります。
長年痛みに耐えて生活してきたことによる“耐性”ももちろんあると思います。
いい意味で、痛みと共存できるようになったのだと思います。
そう思えるのは、どん底の痛みから解放され、笑顔になれた経験があるからこそ。
痛みから解放され、身体力、自然治癒力を回復させることによって、皆さんに、歩く、働く、遊ぶ、生きる活力を取り戻してもらいたい。
痛みが取れれば、笑顔になります。
笑顔になれば、希望が湧いてきます。
かのサミュエル・ウルマンの有名な詩、『青春』には、以下のようなくだりがあります。
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる、
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる、
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる。
これは青春をテーマにした詩の一部ですが、この世にある限り大切にしたい「思い」です。
痛みと恐怖心から解放され、皆さんに笑顔を!
2022年5月7日
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