私たちは深圧という特殊技術で股関節を専門に施術しています

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股関節痛改善の肝

 

筋肉の「質」を改善させると筋力が発揮しやすくなる!

 

深圧は、病気になった筋肉を改善させる施術法の一方法であり、病気状態にある筋肉のコリ(筋硬結)をほぐし、血行を改善させることによって痛みを取り除きます。

 

筋肉は幾重にも重なっており、人体の奥深くで痛んでいる筋肉までも施術できるのが深圧の特徴です。

 

股関節周辺には人間の身体(体幹)を支える重要な筋肉がたくさん集まっています。

 

そして股関節自体は人体の奥深くに位置していることもあり、その周辺の筋肉をほぐすことは容易ではありません。

 

そこで“深圧”の出番なのですが、小殿筋など奥深くに位置する筋肉にまで圧を届けるために強く(深く)おす療法です。

 

深圧を受けたことがある方はご存知の通り、この種のマッサージ療法に慣れていない方にとってはとても痛いです。

 

わたし自身、初めて深圧を受けたときは飛び上がるほど痛かったことを覚えています(苦笑

 

わたしはもともと身体・関節が硬く、柔軟性が全然ありませんでした。

 

それはわかっていたものの、深圧を受けたときに、下半身の様々な部位の筋肉をたくさん触ってみました。

 

「(自分の筋肉は)こんなにも硬かったのか・・・」

 

とはいえ、実は、筋肉の硬さを痛感したのはこのときが初めてではありませんでした。

 

わたしが20歳のときに臼蓋回転骨切り術の手術を受けた病院に、ちょうど同じ時期に入院した6歳年上の女性がいました。

 

手術前の状態も前期関節症で同じであり、どちらかといえば将来のためにこの手術を受けるという動機もほぼ同じでした。

 

よって、自分自身の術後の経過を比較する上ではこの上ない対象だったのですが、術後1週間の寝たきり生活が終わり、リハビリ室で同じリハビリプログラムを開始していくにつれ、その回復度合いの差が明らかになっていきました。

 

彼女は長年ダンスをしており、身体のメンテナンスにはとても気を使っている方。

 

身体・関節が柔らかく、術前の歩き方も(股関節に障害を抱えているとは思えないほど)キレイでしなやかでした。

 

術後、わたしの筋力の回復に時間がかかって、歩行訓練、屈曲運動などにヒーヒー言っている一方で、彼女の筋力はみるみる回復し、短期間で跛行しながらも杖を使わずに歩けるようになっていました。

 

このときは筋肉・関節の柔軟性にしか注目しませんでしたが、後から振り返ってみると、筋肉自体の「質」、自分がもっている筋力を十分に発揮できる力が彼女には備わっていたのではないかと思います。

 

それは、わたし自身、もともと野球やサッカーなどのスポーツをやってきたもあって、脚力、足の筋力にはかなり自信をもっていたのですが、術後の筋力回復にかなりの時間を要したこと。

 

また、この手術を受けた後、何年にも渡ってジムやプールで激しく筋トレ、関節ストレッチもしていましたが、股関節まわりに筋力がついた感じがなく、結果的にはむしろ痛めて(「質」を悪化させて)しまっていました。

 

単なる柔軟さではない筋肉の「質」

 

それに気づいたのは深圧を受けてからです。

 

わたしが考える良い筋肉の「質」とは、ズバリ、血行がいいこと。

 

いいかえると、コリ(筋硬結)がない筋肉の状態であること。

 

深圧を長年受けてきて、関節の柔軟性が上がったわけではありません。

 

ですが、コリが消えていくにつれて、自分のもっている筋力を効果的に発揮できるようになっていきました。

 

その結果、二度とできないと思っていたこと・・・走ることができるようになったり、山登りなどもすることができるようになりました。

 

間接ストレッチは筋肉の表面を伸ばすだけであり、シコリ、病気状態にある筋肉を回復させるには直接ストレッチでほぐすしかありません。

 

あれほど筋トレをしていた時期になかなか力を発揮できなかった一方で、深圧を中心とした直接ストレッチで筋肉の「質」を改善させていくにつれ(かつ以前のような筋トレはやらなくなってから)筋力がついてきたように感じたのです。

 

おそらく、筋力が新たについたというより、もともとあった筋力を出せるようになったのだと思います。

 

さて、深圧を受けて以降、わたしが良くなってきた過程では、筋肉が主役であり、骨・関節のことは一切出てきません。

 

手術をして骨を細工したら自分の股関節は悪化の一途を辿り、逆に筋肉治療にフォーカスしていくことで(時間はかかかりましたが)改善に向かったのですから。

 

わたしの場合は、医療現場で言うところの完全な「末期」とはいえ、深圧理論で言うところの「安定期」に入っていたこともあり、骨のことはもう気にせずに筋肉の回復に注力したのでした。

 

すべての人にあてはまることではありませんが、少なくとも骨の状態が(医師より末期と診断されようがされまいが)一時の変形後から長年変わっておらず、安定期に入っていると思われる方は、筋肉の「質」を改善させることで痛みがとれる、筋力が出るようになる可能性が非常に高いと思いますので、どうか安心してください。

 

無用な不安に苛まされることなく、いまの自分の関節の状態を客観的に視て、痛みや歩行難の原因を突き止め、自分の状態にあった効果的な対策をしていきましょう。

 

ぜひ松本深圧院へお気軽にご相談ください。

 

 

ちなみに、前述の女性。

 

両側の股関節ともにオペをするため、片側が終わってある程度筋力が回復してきたところでもう片側の手術を行うという長期間の入院生活でしたが、退院して1年後に会ってみたら、片側のみオペのわたしよりよっぽどキレイにしなやかに歩いていました(笑

 

 

2022年4月24日

 

 

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