A rolling stone gathers no moss(転石苔を生ぜず)
先週の木曜日、銀座にて第6回目の深圧体験会を開催しました。
ご参加いただきました皆さまへ、あらためて御礼申し上げます。
今年の9月より開始したこの企画、ル・サロン銀座施術ルームの一つを利用しての開催のため、少人数(定員3名)による本当に小さな会ですが、その分、個別のお悩み・ご質問にも対応することができます。
深圧を知る(体験する)ことだけでなく、ご自身のお悩みをご相談いただける機会でもありますので、ぜひお気軽にご参加ください!
次回は、2019年1月24日(木)13時より開催予定です。
詳細はこちら ☞ 深圧体験会のご案内
今後もしばらくは毎月最低1回は開催していきたいと考えていますが、そのうちに院外のどこかで場所を借りて、もう少し大人数での開催も企画してみたいですね。
さて、松本深圧院の営業は12月27日(木)で終了となり、翌28日(金)には全社員が集まってのミーティング&研修会で仕事納め。
今年も松本深圧院をご愛顧いただきまして、本当にありがとうございました。
心より、御礼申し上げます。
今年最後のブログ更新です。
☆★☆★☆★☆
今日は、小休止として、ことわざに関する雑学を少々。
わたしの好きなことわざの一つ。
A rolling stone gathers no moss.
(日本語訳) 転石苔を生ぜず
このことわざは、イギリスでうまれたものとのことですが、仕事を頻繁にかえたり、引越をしてばかりではお金がたまらない、という意味です。
安定を大事にしたイギリス人の考え方をあらわしていると言われますが、日本語に訳すと「転石苔を生ぜず」であり、日本のことわざでいうと「石の上にも三年」に近いです。
このことわざの面白いところは、同じ英語圏の国であるアメリカでは全く逆の解釈をされているところ。
アメリカ人にとっては、苔はカビやサビと同じように感心できないものに思われて、そんなものはつかないほうがいいと考えたのです。
そして、ことわざとして、「動いていれば、苔などつかずに新鮮である」とひっくりかえってしまいました。
当初の意味からすると、これは誤った解釈ということになりますが、それが誤りではすまなくなり、このアメリカ流の解釈・意味をあげている日本の英和辞書もあったようです。
上記は、「英語ことわざ集」(岩波ジュニア新書))を出元としています。
イギリスのロックバンド、Rolling Stonesは“風来坊”を自称していますが、アメリカ風解釈でいうと“活動家”になる、という同書の著者である外山滋比古さんの余談は面白いです。
これまでの自分の人生を振り返ってみると、どちらかと言えばアメリカ流の解釈の方が合っているようです(笑)
自分の人生に好奇心がある限り、つまり死ぬまでいろいろなことを知りたいし、学びたいし、見たい、聞きたい。
ここ数年の間は、「仕事」でも「私事」でも新しい出来事にたくさん遭遇してきました。
月日の流れを感じるスピードはともかくとして、新しい出会いであったり、発見・気づきだったり、とにかく身の回りの変化や新しいことにたくさん巡り会っているのです。
それに応じて、人生に対する好奇心がさらに大きくなったような気がします。
それまでの自分が見てきた世界、創り上げてきた世界(“環世界”)が更新されつつあるのかもしれません。
とはいえ、自分の知っていること、体験してきたことなんて、地球上での出来事としてみれば取るに足らないちっぽけなものに過ぎません。
まだまだ知らないことばかりなのだと思うと、これからの人生において新たな発見がいくらでもあるのだと思えてワクワクします。
好奇心がある限り、思考し続けることができるし、行動し続けることができる。
経験こそが人生なのだとあらためて感じるこの年末。
唯一無二の自分の人生は自分にしか創造できません。
だからこそ、これからも転がり続けようと思います!
皆さま、くれぐれも健康にご留意されて良い年末年始をお過ごしください。
来年も何卒よろしくお願い申し上げます。
2018年12月23日
松本深圧院が入っているVORT銀座residenceのエントランス
コメントを投稿