命の洗濯
平昌での冬季オリンピックも今日で終了ですね。
わたしが一番好きな種目はスピードスケート。
今回は女子が大活躍でしたし、楽しませてもらいました。
スピードスケートと言えば、個人的にはわたしが子供の頃に活躍していたアメリカのエリック・ハイデンという男子選手が強烈な印象として残っています。
1980年のレークプラシッドオリンピックで、なんと500m、1000m、1500m、5000m、10000mの5種目全てで金メダルを獲得するというとんでもない快挙を成し遂げた人なのですが、子供ながらに全種目で優勝するなんて凄すぎる!と感銘したことをよく覚えています。
日本選手では、1988年のカルガリーオリンピックでようやくメダリストになった黒岩彰さん。
苦難を経ての銅メダル獲得に感動・・・こちらも嬉し泣きしました。
随分と昔の話になってしまいました・・・古すぎですね(笑
スポーツであれ何であれ、情熱をかけて打ち込んでいる人の姿は美しい。
いい元気をもらいました!
さて、今日は個人的な趣味のことも交えつつ、心身のメンテナンスについて書いてみました。
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『命の洗濯』ということわざご存知でしょうか。
いつもいつも仕事や家事、育児などに追われて、ほっとする間もなくくたびれ果てたら、リフレッシュしましょう。
日常を離れてリフレッシュすることは、新たな活力源になる、という意です。
生活習慣が大きく変化し、時間に追われ、ストレス過多の社会に生きるわたしたちにとっては、この「命の洗濯」という言葉が仰々しく聞こえないくらい、リフレッシュする(ストレスを溜めない!)ことが本当に大切になっていると思います。
みなそれぞれに自分なりのリフレッシュ方法をもたれていることでしょう。
一日中寝る、外食する、旅行へいく、趣味に費やす、などなど。
もちろん、世の中にはいろいろな人がいるもので、仕事一筋で「一日24時間じゃ足りん!」なんてという人もいるかもしれません。
そういえば、「休みなんてない方がいい」と言っている有名な辣腕経営者の方もいますね。
要は、その人が満足できているならそれでいいわけで、とにかく休むべき、リフレッシュすべき、などとただ主張するつもりはありません。
わたしとしては、ずっと頑張り続けてヘトヘトになってから「命の洗濯」をするという生活が(身体的に)できないので、日々の生活の中で適度な休息をとりつつ、一時無理をしたとしてもそれが後々に影響することがないように配慮しています。
くたびれ果てると、復活に時間を要してしまい、その後の生活に支障をきたすことになるからです。
よって、一機に“大洗濯”するのでなく、こまめに(小さな)洗濯をしながら生活しているような感じですね。
股関節の状態は良好ですが、動き過ぎて疲れがたまり、必要な睡眠時間がとれないと、足の裏、膝下の筋肉の張りが強くなり、また背中や腰のあたりにも違和感が出始めます。
疲労がたまってくると、寝床につくと足の裏がすぐにつってしまうことがあります(主に健足の左脚)。
いくら補高靴を履いて、両足に均等に体重をかけるようにしていても、疲れてくるとどうしても無意識に健足に体重がかかってしまっているようで、その分、左足の疲労度がハンパなく大きくなります。
すると、身体に歪みが出始めるので、腰や背中までおかしくなる、という具合です。
疲労が溜まりやすいのは、もちろん、加齢も大きな要因でしょう。
若いころはどんなに無理をしても、一日爆睡すればケロッとしていたものです。
20代の頃、当時勤務していた通信会社では、国際通信に従事していたので海外とのやり取りが頻繁にあったこともあり、昼夜関係なく仕事をしていました。
衛星通信の現場にいたときには、24時間以上ぶっ通しで仕事してたなんてこともありましたが、今はとてもじゃないですができません。
まあ、当時は、整形外科的にいうと前期症状でしたし、(術後に脚長差が生じていたとはいえ)痛み自体は発症していませんでしたので、無理もできたし、一日休養すれば疲労はすぐにすっとびました。
人間、誰しも身体の衰えを受け入れ難いものです。
わたしの場合、30歳手前で股関節の状態が悪化し、まだまだ動き回りたい盛り?でしたので、動きたくても動けなくなった自分を受け入れるのは辛く厳しいものでした。
ですが、無茶しがちだった自分としては(というか単に自己コントロールができていなかっただけですが・・・)、身体にハンデがあることで、自分なりの生き方、体調維持を模索しなければと考えるようになったことも事実です。
そう思えるようになった後も、葛藤と試行錯誤の日々が続き、本当にそういう自分を受け入れて、自分なりのペースを保てるようになったのはここ数年です。
さて、自分の心の方を“洗濯”してくれるものといえば、音楽です。
ごく普通、ありふれたものですが、音楽は自分の人生にとって絶対になくてはならないもの。
小学生低学年の頃から音楽に魅了され、アニメ音楽、歌謡曲、映画音楽など、自分が気に入った音楽は片っ端から聴いてました。
中学生以降は洋楽に目覚め、ポップスからロック、フュージョン、ブルース、ジャズ、いろいろなジャンルの音楽を幅広く聴くようになりました。
どちらかと言えば、広く浅くかじっていましたね。
高校生の頃は、聴くことに加えて演奏する方に夢中で、ギター、ドラムで掛け持ちでバンドをやったりしていました。
学校サボってギターの練習したり、友人とレコード屋めぐりをするほどで、勉強に関しては完全に落ちこぼれでしたね(苦笑
また、兄が沖縄に移住してからは、何度も沖縄へ訪れるようになり、沖縄音楽にも魅了されて三線も弾くようになりました。
沖縄音楽は「癒し」です。
初めて沖縄を訪れた際に海辺で聴こえてきた三線の音色が忘れられません。
乾いた音、風情のある音。
三線の音を聴く度にあの沖縄の青い空と海が思い浮かんできます。
そんなこんなで、音楽は常に自分のそばにありましたし、今でも音楽のない生活は考えられません。
休みの日、自宅ソファーにゆったりと腰かけながら、その時の気分で聴きたい音楽を聴く。
何もせず、しばらくただただ耳を傾ける。
至福の一時で、心=命が洗われる思いです。
最近は私事も忙しくてなかなかゆっくり音楽を聴く時間がもてないのが辛いところですが(苦笑)、こういう楽しみをもてること自体、幸せなことです。
皆さんの命を「洗濯」してくれるものは何ですか?
2018年2月25日
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