股関節ケア 寒さ対策
年が明けて最初のブログ更新です。
皆さま、本年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、冬本番の時期を迎え、皆さまもそれぞれ寒さ対策をされていると思います。
ちなみに、いつもは年が明けると急に寒さが厳しくなり、大学入試センター試験(いまは大学入学共通テストというそうですが)の頃になると都心でも積雪があるくらいですが、今冬はいつもとは違うようですね。
今冬は12月の中旬くらいから厳しい寒さを迎えましたので、そのまま1月も更に寒くなるのか・・・と思いきや、今月は3月並みの暖かな日があるほど。
とはいえ、やはり寒い時期には、とくに股関節に持病を抱える方々にとっては対策が必要です。
寒さと言えば・・・
わたしの場合、手術後の20代の頃は、冬の寒さはあまり気にならず、むしろ湿度の高い梅雨時の方が鈍痛があってとても嫌でした。
ですが、筋肉の痛みを発症してからは冬の寒さ、というか「冷え」に対して非常に敏感になりました。
ちょうど痛みのピークにあった頃(おそらく炎症性の痛みが酷かった頃)は、就寝後に体温が下がってくると股関節周辺がジンジンと痛み出し、寝ることもままならないほどでした。
よって、冬場の寒さ、冷え対策としては、昔からあれこれ試行錯誤してきました。
わたしはもともと全体的に身体が硬く、筋肉も硬直しやすいようです。
そのせいでしょうか、血行も悪くなりやすく、下半身が冷えると股関節周辺の動きも鈍くなり、痛みが出がちでした。
質のいい筋肉、柔軟性のある筋肉であれば、怪我などをしにくいですし、怪我をしたときの回復も早い。
術後の20代の頃は筋肉に異常がでていなかったこともあり、寒さで痛みを感じることもなかったのですが、股関節が(医学的な見地からの定義でいうところの)「末期」状態になった頃には筋肉のしこり(筋硬結)も相当にひどくなっていき、血行が悪くなると強い痛みが生じるようになりました。
わたしはアレルギー性鼻炎があってハウスダストには敏感なため、就寝時には暖房は使用しません。
よって、シンプルですが、「冷え」対策としては、下半身に厚着をすること。
とくに就寝時は防寒インナーや厚手のパンツを身に着けています。
真冬でかなり寒さが厳しいときには、使い捨てカイロを臀部にあてたり、ホットマットを寝床に入れることもあります。
こうやって温かくする一方で、一つ問題なのは、超暑がり、かつ多汗症であること(苦笑
よって、温めすぎると汗をかいて寝苦しくなってしまいます。
加減調整がなかなか難しく、着こむにも何するにも、あれこれ試しながら最適な状態を模索していました。
それと、最近はあまり使用していませんが、昔は温湿布をよく利用していました。
あくまで「温めること」を目的とした使用ですが、わたしは肌が弱いのであまり刺激のない湿布を選んでいました。
それまでは、温湿布は(当然ながら)痛みが生じたときに使用するものでしたが、あるときに(カイロ代わりに)温湿布を貼って寝たところ、朝起きたときに温感があって寝起きの足の動きもスムーズでした。
温湿布を「温め」目的に使用することもできます。
これは意外とよかったと思っています。
いろいろ試していると自分にあったケア方法が身についていくものです。
深圧によって質のいい筋肉を手に入れつつ、自分に最適な身体のメンテナンス方法を見つけましょう。
2023年1月22日
今年の初富士(元旦に湘南国際村より)
温湿布。思いつきませんでした。
良いことを知りました。
ありがとうございます。
股関節に限らず、身体を「温める」ことはとても大切なことだと思います。
温湿布を含めて、いろいろ試して自分の身体に合う温め方を見つけていっていただければと思います!