股関節を動かすと音が鳴る!?
「股関節を動かすとポキポキというような音が鳴るんです」
当院に来院される患者さんで、このような主訴をされる方は少なくありません。
実は、わたしもこの音が鳴るという症状をしばらく経験しました。
炎症性の痛みのピーク(変形期)の峠を越えた頃でしょうか・・・まだ筋肉の痛み(→酷い筋硬結)に悩まされている頃に患側の股関節を動かすと音が鳴るようになりました。
わたしの場合は、「ボキッ」というような音で、ゴムで硬いモノをはじいているような感覚でした。
摩擦しているようでもあり、これは「骨と骨がぶつかっているのではないか!?」
と不安になりましたが、当時ふじみ野で開業していた松本先生に原因は「骨ではなく筋肉」にあると説明してもらって安心したことを覚えています。
音が鳴っても痛みがあったわけではないのでそれほど深刻にはなりませんでしたが、やはり気持ちのいいものではありません。
主には座っているときに股関節を左右に動かすと「ボキボキ」鳴りました。
その後も何年間かはしばらく続いていましたが、慣れたこともあり、それほど気にならなくなっていったせいか、気づいたら出なくなっていました。
では、なぜ音が鳴るのか?
その原因については、当院の澁谷先生のブログで詳しく説明されていますので、ぜひこちらをお読みください。
わたしの場合は音が鳴るだけで痛みはありませんでしたが、痛みが伴うと少々やっかいですね。
いずれにしても、骨の問題ではなく筋肉の問題ですので、そこは安心してください。
つまり、対処のしようがあるということです。
わたしのケースでも深圧を継続して筋肉の質が改善されていってからは音が出なくなりました。
音が鳴っても痛みがないようであればあまり過剰に心配することはありませんが、筋肉のシコリをほぐして血行を良くすることが大切です。
らっこちゃんを使った筋肉ほぐし!が有効ですよ。
質のいい筋肉を維持していきましょう。
2020年11月1日
東京湾 横須賀沖に浮かぶ猿島
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