変形性股関節症では骨を診なければならないのか?
みなさん元気、ぼく元気。
はったりだけで生きているハッタリー松本です。
木曜から高崎市に来ています。
高崎に来る前に東京在住の方に「明日から高崎に行くんですよ。」って言ったら「高崎は茨城県でしたよね?」という返事。
高崎市は栃木県です!
違いましたね、群馬県ですよ。
群馬県の県庁所在地みたいな風格はありますが、県庁所在地はお隣の前橋市です。
以上で地理の勉強は終わりにします。 きり~つ・・・れい・・さいなら~
🍓人間と同じ哺乳類のラットを使った研究では、痛みを感じる神経の数の比率は股関節関節包『100』に対して股関節の骨の本体(骨皮質)は『0.1』、股関節の骨の中の骨髄は『2』でした。(Castañeda他 Neuroscience 2011)
つまり、関節包の中に1000本の神経があった時、骨の本体には1本、骨髄には20本しか神経が無いことになります。
人間の場合も同じと考えるのが普通でしょう。
9月15日、和歌山市の整形外科医坂井学先生と勉強会を行ったのですが、坂井先生が阪大病院で手術をしていた頃『骨膜には神経が豊富なので麻酔を使ったけど、骨を手術する場合は麻酔を使わなかった。それが普通でした。』と説明してくれました。
坂井先生も、「骨に神経は無い。」と言いきっていました。
✳️坂井先生の医院にはレントゲン装置を置いていません。形にこだわることに意味がないことをご存じだからです。
以上を考えると、骨の中には非常に少ないけど神経は存在するが、痛みを感じるほどではない、と理解できます。
骨の中がそんな状態で、軟骨には神経は無い。
骨の中から軟骨に神経が入り込むという意見もあり事実だと考えますが、もともと非常に少ない神経の数では激痛を起こすレベルではないと考えています。
むしろ、その前に骨自体(皮質)より1000倍も多い神経を有する関節包についてもっと考えるべきではないかと思うのが普通です。
もちろん、関節包はレントゲン写真には写りませんね。
このように考えた時、レントゲン写真を見る意味をほとんど見いだせなくなります。
骨の変形は、脚の長さを計る、関節可動域を計ることでほぼ推測できます。
私には納得のできない点があります。
それは以下のことです。
1、骨と骨が当たっていても、軟骨が少なくても痛み無く走れる患者さんが実在すること。
2、レントゲン写真がほぼ正常でも強い痛みを訴える患者さんが実在すること。
医学的な理論をあれこれ考える前に、この2つのケースについて納得のいく説明ができないといけないと感じてきました。
ずっと前からずっとずっと感じてきました。
その結果、骨や軟骨だけを見ることに意味がないと考えるようになったのです。
もちろん、レントゲン写真だけで上記の2点の説明ができれば、私も納得できるでしょうね。
でも、それは不可能でしょう。
私が現在の変形性股関節症に対する診察法を変えたいのはこんな理由からです。
私は変形性股関節症に対する診察法に革命を起こします!
診察法が変わると治療法が変わり、変形性股関節症のイメージが変わることでしょう。
これとこれ、読んでくださいね!
私達が行っていることの本当の姿が理解できます。↓↓
🐸 変形性股関節症を怖がらないでね!🐸
いつもご愛読ありがとうございます😘
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