股関節と乗馬
みなさん元気!ぼく元気。
どうも、台風に飛ばされた白馬の王子松本です。
来週は個人的お盆休みのあと札幌へ向かいます。
(お盆期間に出勤している先生もいます。)
札幌が終わったら札幌駅から特急『宗谷』に乗って稚内へ行こうと思っています。
宗谷岬の風に飛ばされてロシアに行かないように、それだけは気をつけたいと思っています!
そうや、そうや!
わっかんない、わっかんない!
🍓乗馬に限ったことではないのですが、皆さんにしっかりと覚えておいてほしいことがあります。
それは、皆さんは同じ診断名であっても個人差が非常に大きいということです。
私は股関節痛が改善する過程にはいくつかの段階があると考えています。
目の前に10段の昇り階段があります。
てっぺんに向かっての昇り(悪化)の10段目の向こうは降り(改善)の10段です。
皆さんが今、この階段のどこにいるのかは一人ひとり異なるということです。
この過程が『炎症の山』ですね。
先日、仙台でお会いした方は乗馬がきっかけで股関節痛が悪化していました。
一方、銀座の患者さんは乗馬を始めて股関節の状態は安定して調子よくなっています。
乗馬は股関節に良い?
いやいや、乗馬は股関節に悪い?
まだ登り階段を上っている段階(悪化の過程)の方には乗馬は危険です。
また、下り階段に差し掛かっていて(改善傾向)も筋肉の状態が悪いと乗馬は危険です。
下り階段に差し掛かった時、比較的筋肉のケアができていた方は乗馬は効果的です。
階段を下りきっている方には乗馬は効果的です。
これは乗馬に限ったことではなく、歩行やゴルフや旅行や山登りや全ての行動に共通する考え方です。
全ての行動には二面性があり、それは皆さんが今どの段階にいるかということで決まるのです。
自分がどの段階にいるかどうかは、自分の股関節痛の経過をみればだいたい想像がつきます。
『一時期かなり痛かったけど、最近よい感じが出てきている。』
このような方は、炎症の山を昇りきって改善に向かう段階と考えられます。
はっきり言えることは、股関節痛がある段階ではすべての行動に悪化という危険性が伴っているということです。
私も腰痛があった10年間はゴルフを全くやめていました。
(↓赤い本に書いた私の腰痛の経過)
ゴルフの練習に行くと腰痛が悪化するのがわかっていたからです。
現在は腰の炎症がおさまり腰痛は全くないのでゴルフを再開しているということです。
決してゴルフを始めたから腰痛が改善したわけではありません。
これから何かを始めたい方は、その始めたいことが変形性股関節症に良いのか?悪いのかの二者択一思考ではなく、今の自分にはどうなのか?と考えるとよいと思います。
自分の『経過と知る』ことは非常に重要で、過去の経過から現状を考えられると良いと思うのです。
炎症の
山の向こうに
希望あり!
🐸 変形性股関節症を怖がらないでね!🐸
いつもご愛読ありがとうございます😘
2022年、銀座に何かが起こる!
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