中殿筋の不思議 2
皆さん元気、羽生くんも元気!
どうも、4回転はまだ飛べない松本です。
大阪深圧の後、羽生くんやメドヴェージェワちゃんも来たことのある京都の晴明神社に寄ったりしてから、岡山へ。
木曜は強風のため、瀬戸大橋線が止まってしまい苦労しましたがどうにか岡山から瀬戸内海を泳いで四国の高松に着いています。
今回の記事は高松から『関連痛』についてのお話です。
🍓お尻の横の中殿筋。
中殿筋の位置はわかりますか?
中殿筋の位置がわかったら、次の図をみてください。
この図の中に『中殿筋』という文字を見つけてみてください・・・・・。
あれ?
あれ?あれ?あれ〜〜〜!
おかしいじゃあ〜りませんか?
お尻の後ろや腰や仙骨にも中殿筋がありますね?
これ、何ですか?
この図はですね、ある筋肉が筋筋膜痛症候群という病気になった時に痛みを放散する場所なんですね。
つまり、中殿筋が病気になると、少し離れた別の場所に痛みが出るということなんです。
これは筋肉の病気の大きな特徴であり『関連痛Referred pain』と呼ばれています。
例えば、皆さんが『腰が痛い。』ということは多いです。
皆さんが痛いという『腰』の場所を指差してもらうと、意外と仙骨部だったりします。
この時、仙骨部を深圧してもいいのですが、仙骨部の痛みは関連痛であって、痛みのおおもとではない可能性があります。
このような時私達は、皆さんが痛がっていない中殿筋を深圧して、仙骨部の痛みを取ろうとすることがあります。
皆さんからすると、なぜ痛む部位じゃないところを深圧しているのだろう?と疑問に思われるかもしれませんね。
上の図で、中殿筋の関連痛が出る部位をもう一度見てください。
中殿筋が病気になると、その痛みは中殿筋の部位にも出ますが、その関連痛が腰、横腹、仙骨部、お尻の後にも出るということですね。
さらに、私は中殿筋の関連痛はももの前にも出ると考えています。
この関連痛は東洋医学の経絡に似ています。
筋肉の病気による痛みは、筋膜や骨膜を伝わって放散され痛みが広がると理解しています。
不思議でしょ?
ところで、京都の晴明神社ではメドヴェージェワちゃんと同じ場所同じポーズで写真を撮ろうとしたのですが、当日は羽生くんのファンが多くて、これが精一杯でした。
ざんね〰ん!
チャン、チャン!
🐸 変形性股関節症を怖がらないでね!🐸
いつもご愛読ありがとうございます😘
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